ModularSystems(Emerald Viewerの開発元)から、
ID情報流出についての詳細が発表されております。
内容を要約しますと、
ModularSystemsが管理するいくつかのSIMに、
『アバター名・IPs(IPアドレス)・UUIDs(アバターキー)・タイムスタンプ』を
取得できるシステム(ModLink)を試験的に設置していた。
取得した情報をModularSystemsのサーバーで管理していたが、
何者(他のSecond Life Viewerの開発者?)かに攻撃を受け、
4月の上旬に情報の一部が盗まれてしまった。
このため、Emerald Viewerの使用者に限らず、
全てのユーザーが被害の対象になってしまった可能性がある。
現在は、ModLinkシステムは全て取り除かれ、取得していた情報も破棄している。
また、ログインパスワードは、Linden Lab.で全て管理しており、
ModularSystemsで取得することはできないので、
今回の件で流出する可能性も全くない。
とのことです。
テロ対策のために設置しようとしたシステムが、
逆に仇になってしまった格好でしょうか。
そして気になるのは、このシステムの製作を依頼してきた存在と、
実際にシステムが設置されていたSIMの場所となるのですが、、、
Linden Lab.とModularSystemsとの間で、
今回の件の詳細を発表するかどうかで一悶着あったようですから、
おそらくさらに詳しい情報が発表される可能性は低いでしょう。
なかなか難しい問題ではありますが、
一般的なユーザーの方々には大きな被害が出ないでよかったです。
参考;
http://modularsystems.sl/なお最後になりますが、GPノーティスやIMなどを使って連絡を行ったため、
無関係な方々までお騒がせしてしまいました。
何卒、ご容赦いただければと思います。